恋と上司の甘い相関関係
「そっか〜、相川ちゃんはあの人と付き合うことになったんだ」



げ……聞かれてたんだ!


あの時のような小悪魔な笑顔を見せる三神さんに、また何か企んでるのかと疑惑の目を向ける。



「大丈夫、誰にも言わないから心配しないで!
ただ拓海さんをからかうネタにするだけだから♪」


「…やめてください」



ホント懲りない人ね…。


三神さんは苦笑いしているあたし達に『まーまーコレ飲んで!』と言って、いちごミルクの紙パックを差し出す。


そして一言。



「でもちょっと残念だなぁ。オレ相川ちゃんのこと気に入ってたのに」


「……は!?」


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