恋と上司の甘い相関関係
「やったね、雅ちゃ〜ん!!すごいじゃん!」
「そんなことないよ!でもありがとう」
会議が終わって会議室を出ると、千葉ちゃんがあたしの肩を抱きながら歓喜の声を上げた。
自分のことのように喜んでくれてる千葉ちゃんに、あたしも嬉しくなる。
「アレルギー対応のスイーツは思い付かなかったよ。
野菜スイーツもいいけどね〜」
そう。
もう一つ商品化することになったのが、地元の野菜を使ったスイーツ。
地元の農家から食材を提供してもらってるこの会社ならではという感じで、あたしもすごくいいと思った。