女豹と秋桜
僕達はサークルの中で自然と仲良くなり

英里が僕に告白してくれた。


あの時英里は恥ずかしそうにしながらも、きちんと僕の目を見て


「浩樹が好き。」

そういってくれた。


二人で行ったテーマパーク。


夜のパレードがおわったとき、英里はぽつりと言った。


僕は、嬉しくて、でもちょっと恥ずかしくて。


黙って英里の手をとった。


僕はその手を引き、ゆっくりと抱き締めた。










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