〜雨のち晴れたら〜
「あ〜、なんか損したあ」

思わず声に出してしまうくらい、朝の貴重な一時間を早起きした事に、後悔しながら、学校に行く準備を始めた。



ピンポーン…。


玄関のインターホンの音がした。


こんな時間に来るなんて…。


唯は、突然の来客者が誰だかわかるかのように、玄関へ行き鍵をあけた。


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