non title
タイトル未編集
二段ベッドの下。そこは私の場所だった。
暗闇が包む静かな部屋に、私の吐息だけがそっと溶ける。
自分だけの部屋を貰ってから五年。
今では慣れたこの部屋も、最初は一人で部屋に居ることに違和感しか感じなかった。
それはきっと、産まれてきたときからずっと双子の兄が傍にいたからだろう。
暗闇が包む静かな部屋に、私の吐息だけがそっと溶ける。
自分だけの部屋を貰ってから五年。
今では慣れたこの部屋も、最初は一人で部屋に居ることに違和感しか感じなかった。
それはきっと、産まれてきたときからずっと双子の兄が傍にいたからだろう。