涙の味
「何でよ」
「何でって、
同じクラスだし
それに…」
「それに?」
「前から話して見たいと
思ってたんだよね」
「何で?」
「質問ばっかだな…
学年1綺麗だって有名だし」
「はぁ?私が?」
「そ、んで
いつも可愛い子と一緒に
いんだろ?」
「胡桃の事?」
「そーそー!それ、それ」
「確かに胡桃は可愛いケド…
別に私は普通よ」
「いや…、充分綺麗だって
告白された事あんだろ?」
「ない」
「嘘つけ!」
「何でよ!私が嘘つく
ように見える?」
「見えないけど…
でも、この前6組の鈴木が
お前に告ったて…!」
「誰、それ。
てか、告られたなんて
記憶に一切無いんだけど…」
「はぁ!お前最低だな
確かに、鈴木は言ったぞ
お前の机の中に手紙を
入れたってな!」
「手紙?まさか…!」