涙の味


修side


グラウンドからアイツの姿が
見えた時。



今、話しかけないと
もう
チャンスは無いと
思ったら

足が勝手に動いてた。


「おい!
修、何処行くんだよ!」


「わりぃ!先帰ってて!」


「あっ!おい…!」





気付いたら
教室の前に立っていた


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