涙の味
変わる瞬間
ガラガラ―――――
「誰…?」
「あー、わりぃ
驚かせたみたいで」
「えっ…と…
確か…龍ヶ峰君?だよね?」
「そ!てか、
俺の名前知ってたんだね」
「あー、うん、まぁ…」
さっき知ったんだけどね(笑)
「それより…
龍ヶ峰君は何しに来たの?」
「あっ!そーだ!そーだ!」
「忘れ物?」
「ん~
まぁそんな感じ」
「意外…」
「えっ…?」
「なんか、意外
優等生って感じ何だもの」
「アンタに言われたく
ねぇし(笑)」
「アンタじゃ無くて
神崎梨乃ね!」
「知ってるよそのくらい…」