壊れた心、
-2章*崩壊-

雄也と別れました。

泣いて泣いて泣いて。

友達にいっぱい話聞いてもらって
学校抜けてカラオケ連れ出してもらった。

この高校で学校抜け出す生徒、
絶対あたしらぐらいだよね(笑)


進まなあかん。
ええ恋やった、ありがとう
って思わなあかん。



別れて3日後、雄也から電話。
「今日会いたいから待っとくわ」
「なんで?」
「なんでも~っ
おばちゃんに晩ごはんおねがいします
って言うといてな」

バス停着いたら、ほんまに雄也が居た。
あたりまえみたいに一緒に
歩いてあたしの家来て、
部屋上がって、普通にベッド入って。

付き合っとる時と何も変わらん感じで、
一緒にご飯食べて普通にしゃべって
ばいばいのキスして帰って行った。

意味分からんって思いながらも
あたしはまだ雄也が好きだったから、
また戻れるんじゃないかって
ばかな期待してた。

また、雄也の隣で笑える幸せな
ときに戻れるんじゃないかって。

その日わ、結局雄也からの連絡はなかった。

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