BEST LOVE
ご。
本音
ーーレイラsideーー
無事なら、なんで泣いてるの?なるみん…
とにかく、あらたんに会わないと。
「つらいんだよ…楓宇が…まだ隼人の事が好きだから…」
あらたんの声…よかった。元気そうじゃん!って…ちがーう!
さっきの何?なるみんは、あらたんの事が好きなんじゃないの!?
話してる相手は、隼人だ。
2人には悪いけど、立ち聞きするからね。
中学の卒業式の日、高校の入学式の日の話…
てっきり2人は、ラブラブの両思いで…
入る隙なんてないと、思ってたのに…あったんじゃん、隙。
「だからって、どうすりゃいいってんだよ!?楓宇が必要としてるのは、隼人だ。これ以上一緒にいても、俺が虚しくなるだけ…」
「じゃあ、俺がもらっていいんだな?後悔すんなよ。」
「あぁ。でも…楓宇を幸せにしないと、ぶっ殺す!」
「するに決まってんだろ!?一生…大切にするから。新も…早く次の恋さがして幸せになれ。」
「楓宇よりいい女なんていねーよ。」
なるみんは確かに可愛いけどさぁ…
レイラの事もちょっとは見てよ。
こうなったからには、絶対あらたんをゲットしてみせるから!