BEST LOVE
「そんな訳ないでしょ?クラスの子の言う通り、新くんを狙ってるの。
もうすぐ、新くんの誕生日よね?あたし、その日に告白するの。」
う・・・うそ!?レイラちゃんが・・・?
じゃあ、隼人の言ってた事って本当なのかな?
隼人に聞くしかない!!
あたしは、夢中で教室を飛び出し、隼人の仕事場に向かった。
――新side――
ガラァァ!!
勢いよく教室のドアから飛び出してきたのは
泣いている楓宇だった。
クラスに入るとみんながこっちに向かってくる。
「お・・・おはよぉ~。」
「新くん!早く楓宇ちゃんを追いかけて!」