BEST LOVE







「そんな訳ないでしょ?クラスの子の言う通り、新くんを狙ってるの。

もうすぐ、新くんの誕生日よね?あたし、その日に告白するの。」






う・・・うそ!?レイラちゃんが・・・?

じゃあ、隼人の言ってた事って本当なのかな?

隼人に聞くしかない!!







あたしは、夢中で教室を飛び出し、隼人の仕事場に向かった。








――新side――


ガラァァ!!




勢いよく教室のドアから飛び出してきたのは

泣いている楓宇だった。


クラスに入るとみんながこっちに向かってくる。




「お・・・おはよぉ~。」





「新くん!早く楓宇ちゃんを追いかけて!」





< 53 / 183 >

この作品をシェア

pagetop