BEST LOVE
あたしと新が隼人ん家に着くと、隼人はもう準備完了で一安心…。
あと、10分。学園までダッシュだ~!
「2人共!あと、10分だから走るよ!?」
「「おう!」」
大きな荷物を持ちながら、走った。
学園に着くと、あたしたちが最後だったみたいで…みんなもうバスに乗っていた。
しかも、あたしたちのクラス以外のバスはすでに出発していた。
「「「おはようございま~す!」」」
「何が『おはようございま~す!』だ!?みんながどれだけ待ってくれたと思ってるんだ?
お前ら3人、向こうついたらちょっと来いよ!?今はさっさと乗れ!」
「「「は~~~い!」」」
はぁ~↓旅行で呼び出しとか、マジ最悪~でも新と隼人も一緒だからいっか!
テンション上げ上げでいかなきゃ損々!
あたしの班はバスの一番後ろ♪あたし、じゃんけんだけは強いもんね~♪
でも、問題が1つある…。席が5人分…。1つ前の席の助手席に1人座る事になってるんだけど…1人は寂しいよね。どうしようかな?結局決まらなかったんだよね?
「最終手段!楓宇は俺の膝の上!」