BEST LOVE



「楓宇…俺、そんなの聞いてねぇ…」



「ごめん…忘れてた。」



「まぁ……いいけど。でも、隼人と2人っきりになんなよ?何されるかわかんねぇから!」



「ごめん…今日の朝、隼人と2人っきりになった。………あと、裸…見ちゃった…」



「はぁ!?」



「だって、隼人があんな格好で寝てると思わなかったから~!ごめんなさい…」



「何もされなかったか?」



「………………うん」



キスして?とは、言われたけど…してないし!いいよね?



「何、言ってんだよ楓宇!?キスしただろ?」



あたしは、反射的に隼人の大事なとこに蹴りをいれた。

お母さんが危険な時はここを狙いなさい!って、言ってたから。



「痛ってー……!」



「隼人がありもしない事言うからでしょ!?」



「本当にキスしてない?俺、信じていい?」



「うん。キスして?とは、言われたけど…してないもん。」



「じゃあ、もう2人っきりにはなんなよ?」



「うん!」


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