BEST LOVE



「みんな、早く降りろー!新幹線乗り遅れるぞ!」



「「「はぁい!」」」



あたしたちは、新幹線に無事乗って大阪に向かう。

中は個室が何個かあって、班に一個個室がある。

やっぱり、この学園ってお金持ち!



「ここはちゃんと6人座れるようになってるから、なるみんはあらたんの膝の上にすわっちゃダメだからね!」



「そんなの分かってるよ!ってか、どうやって分かれる?3人ずつ分かれないとだめだよ?」



「俺、楓宇の隣がいい!」



「俺が楓宇の隣に決まってんだろ!?隼人!」



「楓宇の隣、2つあるんだからいいだろ?」



「まぁ……」



「え!?じゃあ、レイラあらたんの隣座れないじゃん!だったら、あらたんの膝の上に座る~!」



「レイラっちは、こっち。」



「ゆかりんイヤ~!」



「我慢しなさい!」



「はい……。」


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