DEAR先輩


そしてあたしたちのクラスは

青になった。


グループごとで集合したとき、あたしは必死に先輩を捜した。

「いたぁ?」

「えーわかんないよ。」

「だよねぇ。」





結局先輩を見つけることは出来ず、また次の機会に。

・・・ということであきらめた。





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ある日のこと

部活仲間のよしえが


「ねぇねぇ、うちのねーちゃんとグループ一緒よねぇ?」

と聞いてきた。


あのグループ分けの日

よしえのねーちゃんが一緒だっていうのはわかったんだ。


装飾係りで前で挨拶してたから。
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