いつか、永遠の先で。
だけどそんな真凛を蓮は優しい目で見つめていた。
どこか、愛おしそうに…。
「ドレスのことはわからないから自分で選びなよ。」
「いいじゃない!私、蓮が選んでくれた服なら何でも着るわ!」
「なんでもって、そ「早く選びにいこーよ!」
蓮の話を無視して、立ち上がった真凛。
時間がないよーと蓮を引っ張りながら楽しそうにクローゼットに向かう。
「そーだ!蓮も明日ついてくるよね?」
「うん。行くよ」
「よし!わかった!蓮の服は私が選んであげる!」
「え…自分の服ぐらい自分で選ぶよ」
あからさまにいやそうな蓮に、真凛は最高の笑顔で「いーの!私が選ぶ!」と言う。