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第一章〜再び
あれから3年…
『俺たちもう連絡取るの辞めよう』
それまでの関係が、まるで夢だったかのように私たちの関係は終わった。
付き合ってる訳じゃなかったけど私は4時間掛けて裕也のとこに毎週のように通っていた。
なんであんなに好きなんだったんだろう?
って今になって思う。
あの時は良いように考えてばかりいたけど、今考えてみるとただ単に私は良いように使われてただけなのかもしれない。
付き合う前から体の関係を持っちゃうと、ちゃんとした関係になるのは無理なことなんだと私は初めて知った。
3年経った今でも私の中では、裕也との訳のわからない恋が一番大きく残っている。
『大好き』
と言っても
『大好き』
と返って来ないのはわかっていたし、わかっていながらも辛いものだと言うことも知った。