彼はスター
全然気取ってない。なんて感じのいい人なのかしら。

ライブハウスのスタッフがサインを求めると快く応じていた。


これがスター。


「あのこれ良かったら。今度僕たちライブやるので時間あったらきてください。」


といってチケットを2枚テーブルに置いていった。

そして彼は、出て行った。


すごくいい香りが鼻先をなでた。


「美緒さん、知り合い何ですか?」
「すごい、かっこいい!」

周りの人が口々に言った。




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