HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~
ちょうど晩ご飯の準備ができたとき、ケイがバスルームから戻ってきた。


「やった!今日はビーフシチューだ!」


ケイが嬉しそうに席に付く。


ケイが本気で仕事を頑張ってるんだから‥今はそれを応援しよう。


私はそう決めて、ケイのお祝いをした。


久しぶりに二人でお酒を飲んで、ご飯を食べて、ケイの映画の話を聞いて‥。


私はとても幸せな気分だった。


「ケイ!ケイったら!こんなところで寝たら風邪引くよ?」


「う~ん‥。」


珍しくソファーで酔い潰れて寝込んでしまったケイ。


仕方なく、私はケイの部屋から毛布を持ってきて掛けてあげた。


ケイは気持ち良さそうにスヤスヤと寝ている。


「本当に子どもみたい。」


私はテーブルの上を片付けながら、ケイの寝顔を見た。            
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