HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~
「俺の嫁と春奈ちゃんは似てるから、泣いてる姿を見て放っておけなかった。でも、マネージャーとして一番大切なことをどうしても伝えたかったんだ。」


須藤さんはスッとメガネを外した。


「慶太のこと、信じてやって?今頃どれだけ心配しているか‥。携帯を見てごらん?」


‥え?


私は慌ててカバンから携帯を取り出す。


確認してみると、ケイから5分おきに着信があった。


「‥ケイ。」


でも私‥ケイの顔、見れないよ‥。


私はパタンと携帯を閉じてカバンにしまった。
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