HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~
もう‥大丈夫だよね?


久しぶりに来た、ケイのマンション。


少し前までは一緒に住んでたんだよね‥なんか信じられない。


部屋は思ったよりもきれいに片付いていた。


料理を作ってる様子はないけど‥ケイは一人できちんと生活できてるのかな‥。


ちゃんと栄養のあるもの、食べてるかな‥。


私は無造作に置かれたままの鍋を、じーっと見つめた。


「‥なんかご飯でも作ってくれんの?」


ビクッとして振り返ると、コンビニの袋を持ったケイが立っていた。


「‥ケイ、驚かさないでよ。」


私はホッと胸を撫で下ろした。
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