HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~
余裕のあるケイがとても頼もしく感じた。


「慶太くん、ゴメンゴメン。若くて可愛い子だと思ったら、ついつい。」


ケイが登場すると、途端にニコニコ笑うプロデューサー。


‥想像通りというか、やっぱり芸能界ってこういうところなんだ。


「それに、こいつは“彼女”とかそういうレベルじゃないから。」


さらっとケイの口から出た言葉が、なによりもキツかった‥。


そりゃ~ただの幼なじみだけどさ‥そこまで言わなくても‥。


「そうだよね、慶太くんはもっと可愛い子が好みだもんね。」


このプロデューサーも適当に話を合わせちゃって‥一体何!?


私はニコッと笑いながら、そんなことを考えていた。


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