HAPPINESS！～幼なじみはアイドル～

私は須藤さんとケイのスケジュールの
連絡事項をした後、さっきの横沢 愛莉の話をした。


「‥なるほどね。向こうも慶太に若くてカワイイマネージャーが付いたから、自分の存在をアピールしてるんだろうね。」


須藤さんがニヤニヤしながら言った。


‥あんなきれいで魅力的な人がわざわざアピールする必要なんて全くないと思いますが‥。


「ケイに的わりつく女の子をガードする点ではイイけど‥春奈ちゃんがトラブルに巻き込まれないか心配だな。」


須藤さんは、楽しそうに話すケイと横沢 愛莉を見つめてため息をついた。


「春奈ちゃんは慶太のスケジュール確認と体調管理が仕事なんだから、くれぐれも無理しないでね。何かあったら今日みたいに俺に教えて欲しい。」


須藤さんが真剣な顔で話すから、私は少しケイの側にいるのが怖くなった。