HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~
“春奈”という名前通り、4月生まれの私。
4月は自分の誕生日も忘れちゃうくらい本当に忙しかった。
なっちゃんも悠ちゃんも就職してすぐだから、新人研修でほとんど休みもなかったらしい。
「でも、さすがに慶太は祝ってくれただろ?」
悠ちゃんが心配そうに私を見た。
「ちょうどドラマの撮影が忙しいときだったんだけど、ケーキを用意してくれたよ。」
私が言うと、なっちゃんは不満と期待が混ざった顔をして言った。
「えぇ?ケーキだけぇ?他には何もないのぉ?」
「本当に忙しい日だったから。でもね‥」
私は3日前のことを二人に話した。
4月は自分の誕生日も忘れちゃうくらい本当に忙しかった。
なっちゃんも悠ちゃんも就職してすぐだから、新人研修でほとんど休みもなかったらしい。
「でも、さすがに慶太は祝ってくれただろ?」
悠ちゃんが心配そうに私を見た。
「ちょうどドラマの撮影が忙しいときだったんだけど、ケーキを用意してくれたよ。」
私が言うと、なっちゃんは不満と期待が混ざった顔をして言った。
「えぇ?ケーキだけぇ?他には何もないのぉ?」
「本当に忙しい日だったから。でもね‥」
私は3日前のことを二人に話した。