【 青春という名の、革命を 】
何故わざわざ作ったノートを、誰の目にもつかないような場所に隠したのだろう。
しばらく考え込んでも答えは出てこないので、もう一度席につき、ノートを開いてみた。
1ページ目の説明文を読み返し、次のページをめくると、今度は目次が出てきた。
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〜もくじ〜
1 学校
2 友達
3 勉強
4 性格
5 家族
7 恋愛
6 部活
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なるほど。
だから、『当てはまる項目』という注意書があったのか。
自分が困っている、悩んでいることについてのアドバイスが、各項目に分かれて、書いてあると。
でも何故?先輩として、後輩に何か残したかったにしても、手が込みすぎだ。
疑問ばかりが浮かぶなか、何気なくページをめくってみた。
すると最後のページに部活の項目があり、大きな矢印が書いてあった。
『部活については二つ目のノートへ⇒』