【 青春という名の、革命を 】



何故わざわざ作ったノートを、誰の目にもつかないような場所に隠したのだろう。


しばらく考え込んでも答えは出てこないので、もう一度席につき、ノートを開いてみた。


1ページ目の説明文を読み返し、次のページをめくると、今度は目次が出てきた。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜もくじ〜


1 学校

2 友達

3 勉強

4 性格

5 家族

7 恋愛

6 部活

_______________



なるほど。

だから、『当てはまる項目』という注意書があったのか。


自分が困っている、悩んでいることについてのアドバイスが、各項目に分かれて、書いてあると。


でも何故?先輩として、後輩に何か残したかったにしても、手が込みすぎだ。


疑問ばかりが浮かぶなか、何気なくページをめくってみた。


すると最後のページに部活の項目があり、大きな矢印が書いてあった。



『部活については二つ目のノートへ⇒』



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