wild poker~ワイルドポーカー~

「俺様はこの世界のマスコットだぜ?俺様の可愛さでゲームを華々しく彩るのが俺様の仕事ってワケだ。ケケッ!」

「……お前のどこが可愛いんだよ。可愛げの欠片も無いし、気持ち悪いし、ムカつく上にウザいだけだ」

そう吐き捨てる様に呟いて、肩に乗っているコウモリを手で掃う。

するとコウモリはケラケラと笑いながら、元居たリュックの上へと戻った。
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