wild poker~ワイルドポーカー~

「お前だって男なら興味あんだろ?だから選ばせてやるよ。……どっちの女がいい?」

その男の質問の意味が理解出来ず、静かに俯いたまま必死に男の問いの意味を捜す。

「こっちの女子高生か、こっちのお姉さんか……好きな方選べよ。お前にヤラせてやるよ」

「ふざけんな!!」

思わずそう声を荒げたその瞬間、また俺の腹に蹴りが入った。

それはさっきよりも強く、そして深く……俺の身体にめり込む。

上手く息が吸えず、小さく呻いたまま、情けなく身を竦めた。
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