It is fate.



「んじゃあ自己紹介からで」

「私は佐伯 希!って知ってるよね」

上品に笑う希
どこまでもお美しいこと…

「ほら、鈴那も」


「琳藤 鈴那です…。よろしくです」



「んじゃ、俺な!西山 秀!ーニシヤマ シュウー 鈴那よろしくな」

ニカッと笑う
希の好きな金髪君



「次俺。如月 直 ーキサラギ ナオーよろしく」

大人っぽく笑う茶髪君



「金沢 新ーカナザワ アラターよろしく」

ちょこっと前髪を結んでいる銀髪君
可愛い…



「神藤 蓮哉ーシンドウ レンヤーよろしく」


黒髪の綺麗な顔をした人

あたしは目が離せなかった

「俺の顔に何か付いてるか?」

首を傾げて聞いてくる彼


「いや…別に…」

魅入ってたなんて本人に言える訳が無い


そのまま
あたしは俯いた


「とりあえず喉渇いたー」

「じゃあ、ドリンク頼もうぜー」


テンションの高い秀君


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