It is fate.




「すみませーん!」

大声で店員を呼ぶ
新君


「ご注文をどうぞ」


「私レモンティー!」


「じゃあ俺もー」


「俺はミルクティー」


「麦茶で」


「俺も」


「あたしはオレンジジュースで」


みんな大人っぽいの
頼んでるし…


「鈴那オレンジジュースとか可愛いな」

笑いを耐えながら言ってる蓮哉君


「どーせあたしは、子供です!」

頬を膨らませて
あたしはそっぽ向いた


「プッ…マジ可愛い」

クク…っと言ってるの
丸聞こえなんですけど

「「「「…蓮哉が笑ってる」」」」


「俺だって笑う時は笑う」


「「「「鈴那(ちゃん)スゴイ…」」」」

みんなハモり過ぎ

ヤバイ笑えてきた…


「「プッ…アハハハハ!」」

あたしとハモってる人が居る
っと思ってその人を
見ると蓮哉君だった



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