It is fate.



そこからは
何故か全員が笑ってた

飲み物が来てた事さえ忘れて


「ね?悪い人達じゃないでしょ?」

希がコソッと耳打ちをしてきた

「うん!」

あたしは笑顔で答えれた
今までなら
こんなにコンパは楽しくなかった

だけど今回は
本当に楽しい…


ふと外を見ると
真っ暗になっていた



「うわっ、もう8時じゃん」

直君がぽつりと呟いた


「この後どうする?」

「あたしは何時でも」


「じゃあさ!俺の家でお泊り会しねー?」

笑いながら言ってきた秀君

「別に良いよ」

えっ、良いの?希
って思ったけど
好きな人と長く居たいもんね


「鈴那は私の家に泊まるって言ったら?」

「……そうする」


「じゃあ俺の家にレッツゴー」


…テンション高過ぎ…


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