呪われた学校

――児童玄関――
「なんか懐かしい感じだね」
と梓が呟く
「確かに。うちら高校だもんね」

「いつの間にか高校生って感じだったしねぇ」
その会話を終え、玄関をゆっくり探索した。



「え・・・」

「美波!どうしたの魂が抜けてるみたいだよ・・・」

私は立っている感覚すら失っていた。
そして私は驚いたところに
そっと指を指した。

「ひやぁ!」


梓が凄く驚いてる・・・


そりゃそうよ

だってそこには




大量の血痕




そして・・・何よりも





鳥(3羽)の血だらけの


・・・血・・だらけ・・の・・・




死骸があったのだから・・・!!

「美波、もう帰ろう!

なんかここ・・・変すぎる!

でしょう!」

うん・・・そうだね?

いくらホラーマニアでも完敗ね?

「そ・・・そうだね

か・・・帰ろう!」

私たちは自分の全速力で

ドアへ走っていった




だが悲劇はこれから


だったのだ




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