幼なじみじゃイヤなんだ。
「うん気にしないで。先に作業しておくよ」


「いや。相澤さんも先に部活に行って来ていいよ。後で一緒にやった方が早いから」


「そう?じゃあここで自主練しとく」


「うん」


「上坂くんも疲れてるんじゃないの?今日1日お互い乗り切ろうね!」


「うん…」





あっ笑った!

ん?あれ?





「上坂くんってさぁ笑うとずいぶん雰囲気違うね」


「…え?」


「笑っている方がいいね。うんうん。そっちの方がいい」


「……」


「あっ!?」





うわっ!上坂くんの顔が真っ赤になってる!?


しまった!怒らせちゃった???





「ご、ご、ごめんね!私…ち、違うの。怒らせたかったわけじゃ……」


「……おはよう」






焦って言い訳をしている所へ流瑠が朝練から帰って来た。

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