幼なじみじゃイヤなんだ。
流瑠には好きな人がいるんだから…。






雪見さんのことが目に浮かぶ。





今ならまだ間に合う?

想いにフタをすることは出来る?





たとえ流瑠が誰かを選んだとしても、笑って「おめでとう」って言えるそんな私になれる?







胸が締め付けられる。




こんなにきついのに。






流瑠に会いたい。


流瑠の声が聞きたい。





心はそう呟いていた。
< 314 / 606 >

この作品をシェア

pagetop