幼なじみじゃイヤなんだ。
上坂くんはその輪から離れて私に話しかけてきた。
「演奏会頑張ってね」
「うん。ありがとう。頑張って来る」
「時間になったら演奏聞きに行くから」
「うん」
「上坂くーん、早く行こうよー。次はアイスクリーム食べに行くよ~」
さっき上坂くんと一緒にいた女の子達の内の1人が、私と話している上坂くんを呼びに来た。
「悪いけど、先に行っててくれる?」
「えぇーっ。すぐに戻って来てよねー」
彼女は甘えた様に上坂くんにそう言ってから、私をチラッと見て去って行った。
明らかに、彼女は上坂くんのことを気にいっているみたいだった。
「いいの?上坂くん?」
「いいの。いいの。アイス好きじゃないし、彼女タイプじゃないし」
「!?」
「僕のタイプは相澤さんだから」
「なっ!?」
上坂くんは私を覗きこむようにニッコリ笑う。
「演奏会頑張ってね」
「うん。ありがとう。頑張って来る」
「時間になったら演奏聞きに行くから」
「うん」
「上坂くーん、早く行こうよー。次はアイスクリーム食べに行くよ~」
さっき上坂くんと一緒にいた女の子達の内の1人が、私と話している上坂くんを呼びに来た。
「悪いけど、先に行っててくれる?」
「えぇーっ。すぐに戻って来てよねー」
彼女は甘えた様に上坂くんにそう言ってから、私をチラッと見て去って行った。
明らかに、彼女は上坂くんのことを気にいっているみたいだった。
「いいの?上坂くん?」
「いいの。いいの。アイス好きじゃないし、彼女タイプじゃないし」
「!?」
「僕のタイプは相澤さんだから」
「なっ!?」
上坂くんは私を覗きこむようにニッコリ笑う。