幼なじみじゃイヤなんだ。
「2人の会話、聞かせてもらったわよ!桜の大バカ!自分を何度もおとしいれようとした相手をそう簡単に許してるんじゃないわよ!」





私は『大バカ』に進化した。



でも、それに関して怒ることも、突っ込むことも、怒り狂ってる早苗を前にしたら、怖くて出来やしない。





「いや…でも、雪見さん謝ってるし…」





恐る恐る意見してみるけど…




「あ゛!?」




案の定キレた。


その後、捲くし立てるように言った。





「仮にも相手は桜のライバルでしょ?やり方はどうあれ、雪見さんは本気で大石を落とそうと来てんのよ!あんたも本気で頑張んなさいよ!!」
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