幼なじみじゃイヤなんだ。
もうすぐAM7:00


キッチンの中で1人でお弁当を作っていた私。




完全にお箸を動かす手は止まり、頭はボーっと時空を超える。


頬が熱くなるからギュッとつねってみる。





「い、痛い…夢じゃない、よね?」





漫画みたいな一連の行動。

やってしまう私は相当重症なのかもしれない。






昨日から、流瑠が言ったあの言葉を思い出す度、胸がキュッとなる。




痛い様な、心地いい様な、不思議な胸の締め付けを感じながら、完全に頬が緩んでいく私。





でも、ある疑問が、私を簡単に我に返らせるんだけど。





「…いや、でも……あれって、どういう意味だったのかな?」





溜息交じりの独り言。


結局最終的にはこんな疑問文へと辿り着く。





昨日からそれの繰り返し。








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