幼なじみじゃイヤなんだ。
階段を上りきってから振り返ると、流瑠はお母さんに褒めちぎられて困った顔をしてる。
そういう所、流瑠らしい。
道を歩けば、女の子達が振り返るくらい綺麗な顔してるのに、それを意識する様子もなくて。
逆に、私が「流瑠ってモテるよね?」って聞くと、ものすごく嫌な顔をする。
告白だっていっぱいされてるのに全部断っちゃって。
彼女を作ってるのなんてみた事が無い。
結構、綺麗な子にも告白されてたのに、まさか女子に興味が無……
「…えっ!流瑠ってそっち系?」
階段の上で叫んでる私を見つけた流瑠が、眉間を寄せる。
そういう所、流瑠らしい。
道を歩けば、女の子達が振り返るくらい綺麗な顔してるのに、それを意識する様子もなくて。
逆に、私が「流瑠ってモテるよね?」って聞くと、ものすごく嫌な顔をする。
告白だっていっぱいされてるのに全部断っちゃって。
彼女を作ってるのなんてみた事が無い。
結構、綺麗な子にも告白されてたのに、まさか女子に興味が無……
「…えっ!流瑠ってそっち系?」
階段の上で叫んでる私を見つけた流瑠が、眉間を寄せる。