幼なじみじゃイヤなんだ。
「どうりで、誰もいないはず」
「え?なんで私達入れたの?鍵開いてたの?」
2人で首を傾げた次の瞬間、
「「あっ!!」」
イルカ達がみんなで遊ぶ様にくるくる泳ぎながら、一斉にバブルリングを吐き出し始めた。
「あれ?あれ??藍ちゃん言ってたのに…バブルリングが出来るイルカは少ないって。だからもし見れたら奇跡で、好きな人と両想いになれるって」
「……桜は姉貴に自分の気持ちを言ったりした?」
「え?うん、『両想いになれる方法を教えてあげるから、流瑠には言わないから、流瑠のこと好きなのかどうなのか言ってごらん』って言われた」
「…桜、姉貴にハメられたんだよ。そうだ、確か、姉貴が以前付き合ってた人が、若くでここの運営会社の代表取締役になったって聞いたような気がする」
「それは、どの人?藍ちゃん元カレ何人もいるから…それに全員なにかしらすごい人だし」
「3人程前の人。その人変わり者なんだよ。未だに姉貴に求婚中」
流瑠のケータイから着信音が響く。
ケータイの表示を見た流瑠の眉間にしわが寄る。
「やっぱ、姉貴だ。…もしもし?」
嫌々ながらも通話ボタンを押した流瑠のケータイからは勢いよく喋る藍ちゃんの声が漏れてきた。
「え?なんで私達入れたの?鍵開いてたの?」
2人で首を傾げた次の瞬間、
「「あっ!!」」
イルカ達がみんなで遊ぶ様にくるくる泳ぎながら、一斉にバブルリングを吐き出し始めた。
「あれ?あれ??藍ちゃん言ってたのに…バブルリングが出来るイルカは少ないって。だからもし見れたら奇跡で、好きな人と両想いになれるって」
「……桜は姉貴に自分の気持ちを言ったりした?」
「え?うん、『両想いになれる方法を教えてあげるから、流瑠には言わないから、流瑠のこと好きなのかどうなのか言ってごらん』って言われた」
「…桜、姉貴にハメられたんだよ。そうだ、確か、姉貴が以前付き合ってた人が、若くでここの運営会社の代表取締役になったって聞いたような気がする」
「それは、どの人?藍ちゃん元カレ何人もいるから…それに全員なにかしらすごい人だし」
「3人程前の人。その人変わり者なんだよ。未だに姉貴に求婚中」
流瑠のケータイから着信音が響く。
ケータイの表示を見た流瑠の眉間にしわが寄る。
「やっぱ、姉貴だ。…もしもし?」
嫌々ながらも通話ボタンを押した流瑠のケータイからは勢いよく喋る藍ちゃんの声が漏れてきた。