みんなが好きだから、
「・・・さくら。」
「ま、きれいごとかもしれないけど。やっぱり友達じゃない。辛かったら抱え込まないでね?」
「・・・うん!」
まどかは笑った。
「久々だったよ。その笑顔。」
修学旅行。
集合時間は5時。
三年生全員が学校に集合して-----・・・
いない!!!!
Aはそろって、Cもそろっているが。
しかし!
Bにはまだ足りない人がいた。
「またBか。」
学年主任があきれた。
「すみません!」
松本は頭を下げた。
「いいから早く手配してください。」
「はい!」
五時の針は3つ動いた。
「先生、俺電話しましょうか?」
「携帯電話の番号持ってるか?」
「はい。」
松本は、翔に南まどかの連絡を頼んだ。