お笑いという名の魔法



『おぉ!あんたら!』


聞き覚えのある声がし
振り返ると作業服をきた
サニエ町の町長の谷田さんがいた。


一年ぶりともあり村田はビックリしてすぐ
後ろを振り返り、驚いた様子で挨拶をした

谷田『久しぶりですねぇ!』


谷田さんは笑顔で
俺らに近づいてはなしかけてきてくれた


谷田『いつこっちに着かれたんですか?』


村田「ほんの10分前ですよ」


谷田『そうですかぁ!』





それから3人は
世間話をしながら一年ぶりに合う
嬉しさを確認しあった


一段落ついた場面で谷田さんは


谷田『遠い所まで。依頼してたのはずっと前だったから、こんな時期にこんな場所にあんたらを呼んでしまって...申し訳ない』


と僕らに対して口にした。


村田「いえ!とんでもない!」

笹木「そうですよ、何いってるんですか」


谷田『いや......申し訳ない』





笹木「...。」






谷田『...。』






村田「谷田さん!気にしないでくださいよ!漫才師はマイク一本さえあればどこにでもいって 笑わせるのが仕事でありポリシーなんですから!」




谷田『...相変わらずクサいですね』





村田「いえいえ(笑)」




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