初恋
先輩への気持ち
私は家に帰ってもお風呂に入るときもずっと先輩の事を考えてしまって学校に
行っても勉強が頭に入らなかった。
そして私もそろそろ先輩を忘れないといけないかなと思っていた。
でもやっぱり忘れられない・・・。
あんなにひどいこと言われても私の先輩への気持ちは変わらない。
そんなことを考えていたらまた目があつくなってきた。
そして、大粒の涙が目からあふれだしている。
怖いくらいに涙があふれてくる。
泣いていたら電話がかかってきた。
見たら沙里菜だった。
私は電話にでた。
「もしもし」
「あっ 七菜?泣いてたもしかして・・・。」
「いや・・・全然そんなことないよ。」
「ならいいやっ。それより聞いてよ!!」
「な、何?」
「勇斗先輩すっごいたらしって噂いっぱい流れてるよ。」
「えっ?先輩はそんな人ぢゃないよ。沙里菜はなんも分かってないのにそんな事かってにきめつけないで!!」
「うちは七菜を思って言ってるんだよ。」
「あっ。ごめん・・・言い過ぎたね。」
「いいよ。でも考え直したほうが思うよ。まっ!!そゆことばいばい。」
「ありがと。ばいばい。」
私は電話を切った後も沙里菜が言ったあの一言が頭を何回も何回もよぎる。
「勇斗先輩ってたらしって噂いっぱい流れてるよ」っていうあの言葉が。
先輩はそんな人ぢゃないってみんなきずいてよ。
私やっぱり先輩の事大好きだよ。