初恋
悪夢

先輩と私の全然知らない女の人がそこに立っていた。
私はとりあえずいちど目をこすり現実かどーかを確かめた。
現実だった。
怖かった…先輩が私以外の女と立って楽しく話している。

あれは悪夢だまさか夢と現実になるだなんて・・・。
先輩があんな人だなんて思ってもみなかった・・・。

私は怖くなった。
だけど・・・ 先輩に近くに行こうと思ってがたがた震える足を一生懸命歩かせて先輩の
近くを通り過ぎた。

通り過ぎた瞬間こんな言葉が聞こえた・・・。

「俺、あの女全然興味ねーから別れるな」

私は頭の中が真っ白になった。なぜか目があついなんでと思い私は目に手を当てた。
大粒の涙だった。
私はここでなくわけにはいかないと思い家に走って帰った。
私は走って帰っている途中で先輩が言ったあの言葉が頭の中によぎっている。
「俺、あんな女興味ねーから別れるな」

先輩・・・私、先輩がそんな人だと思わなかった・・・。

そして、やっと家に着いた。
私は、おお泣きした。

だって・・・先輩を心の中から愛していたから大好きだったから。
     先輩・・・なんで私以外の女と楽しく話してたの?
     先輩・・・私の事すきぢゃなかったの?
     あの甘いキスは本気のキスぢゃなかったの?
     
先輩ともう一度話したいよ。いっぱい笑いたいよ。先輩私のところに戻ってきて・・・。

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