いつだって、キミが。







心の中でなにブツブツ言ってんだろあたし…




────キィィィィ…




「「あっ…」」


出てきた女の子と目が合ってしまった…


ネクタイの色からして、一年生だね…


可愛い子だなと思ったけれど、思いっきり睨まれてる…。


この子が集の好きな子なんだね、たぶん。


その子はふいっと目をそらし、階段を降りて行った



「って、昼休みが終わるまであと10分だ!」


「真姫?」


ひょっこり扉から顔を出した集を急かして、お昼ご飯を食べた。









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