いつだって、キミが。







「気づいたのは感心するけど、肝心なところを勘違いしてる」


「複雑になってきたわね」


「なにをおっしゃっているのか全然わからないんですけど」


熱いタオルと冷たいタオルを交互に泣き腫らした目にあてる。


教室から飛び出した後、深子莉子に泣きついた


そんなあたしをみかねたふたりが学校をサボり、ふたりの家に連れてきてくれた。


あたしの家だったら、集が来るかもしれないから。


そしてふたりに自分の気持ちや集から離れようとしていることを全て話した。










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