いつだって、キミが。







恋だと気づいた。


でも真姫は俺を幼なじみとしかみていないわけで。


一緒に寝るのも気づくと拷問かと思う。


でも腕の中の安心しきった真姫を困らせたくなくて。


臆病者の俺は気持ちをそっと胸にしまった。


…ここだけの話、真姫が眠った後、額や頬にキスをしていたのは秘密だ。



周りは俺が真姫を好きなことによく気づく。


想われている本人は気づかない。


普通に「彼氏つくったほうがいいのかなあ」とか言い出すし。









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