~ソウアイ~
第1話 隣の席の人
○クラスわけ
ザワザワ
「亜衣!一緒のクラス!ヤッタ!」
高校の入学式。クラスわけ。果乃が呼びかけてきた。
中学校の時は人数が多すぎて話した時のない奴だって、クラスが一回も
一緒になった時のない奴だっている。
しかし、中学になると同中の人は少なくなった。
小さなころから「男の子」なんてものに興味なんてない。
しかし、果乃は「好きな人、いつになったらできるの?」なんて
言ってくる。ホントに男なんて興味ないのだ。
果乃とは小学1年の時から一緒のクラス。
これもある意味キセキに近い。
でも一番の親友だ。心をひらける。秘密なんて1つもない。
果乃は私と同じクラスと言いながらも
しっかり男子のクラスわけを目を輝かせながら確かめている。
名前と顔が一致しない。果乃はするようだが。
今年のクラスわけはいいようで喜んでいる。
スキップするように教室に向かう。
私は名字が「山本」だから後ろのほうで、果乃は「安藤」だから最初のほう。席も遠い。
教室はさわがしい。
チャイムが鳴ると一斉にみんな席についてシーンとなる。先生も入ってきた。
(私の隣の席がまだ空いている。入学式だというのに休みかよ。ってかサボリだったりして。うわっ。隣とか嫌だ…)
ザワザワ
「亜衣!一緒のクラス!ヤッタ!」
高校の入学式。クラスわけ。果乃が呼びかけてきた。
中学校の時は人数が多すぎて話した時のない奴だって、クラスが一回も
一緒になった時のない奴だっている。
しかし、中学になると同中の人は少なくなった。
小さなころから「男の子」なんてものに興味なんてない。
しかし、果乃は「好きな人、いつになったらできるの?」なんて
言ってくる。ホントに男なんて興味ないのだ。
果乃とは小学1年の時から一緒のクラス。
これもある意味キセキに近い。
でも一番の親友だ。心をひらける。秘密なんて1つもない。
果乃は私と同じクラスと言いながらも
しっかり男子のクラスわけを目を輝かせながら確かめている。
名前と顔が一致しない。果乃はするようだが。
今年のクラスわけはいいようで喜んでいる。
スキップするように教室に向かう。
私は名字が「山本」だから後ろのほうで、果乃は「安藤」だから最初のほう。席も遠い。
教室はさわがしい。
チャイムが鳴ると一斉にみんな席についてシーンとなる。先生も入ってきた。
(私の隣の席がまだ空いている。入学式だというのに休みかよ。ってかサボリだったりして。うわっ。隣とか嫌だ…)