甘い恋 〔完〕
涼也side



さっき、美輝を屋上に呼んだ。


美輝は来てくれたと同時に


「りょーやーー」と泣きながら


俺に抱きついてきた。




「アタシ、涼也が。。。まだスキだよ。
彼女出来てショックだったァ ワーン ヒク、ヒック」



俺はそのまま美輝を抱きしめた。


「俺も、美輝が本当に好きだよ」


と言った。嬉しかった。




「ありがと!!!」
「ありがと!!!」

口がハモッタ。





俺は美輝に顔を近づけた。

美輝はそれに答えるように

目を閉じる。俺達ははじめてのキスをした。





「一生大好きだよ」


また、二人の口がハモッタ。



二人は微笑みながら笑った。



これからは幸せだよ。
< 56 / 153 >

この作品をシェア

pagetop