甘い恋 〔完〕
美輝はやっと、顔を上げた。


瞼がプックリ膨れ上がっていた。
目も充血してる。



「涼也...ごめん…ア,,,たし、、、ヒック
不安だったのぉ~」

といい、そのまま、俺の胸で泣き崩れた。



美輝は泣きすぎて疲れたのか、

眠ってしまった。



俺は、美輝を保健室に連れて行き、


先生に、【雨音さん、体調悪いみたいなんで
家近いし、俺送ります】といい、美輝を担いで


学校を出た。



美輝の両親は丁度、不在で。


俺は、美輝を起こして、部屋に入った。



美輝は、また、眠ってしまった。



俺は、美輝に、不安な思いさせてたのか・・・?


なんで、気がつかなかった…?


そう思ってると、


美輝が目を覚ました。



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