甘い恋 〔完〕
涼也は「大丈夫だった?」と

優しい声をかけてくれた。


アタシは、「うん」としか答えれなかった。


涼也に嫌な思いさせちゃったよね…

悲しませちゃったよね…


「涼也、アタシのせいで、嫌な思いさせてゴメンね
アタシ、涼也と一緒にいる資格がないよ・・・」


と言った。すると、涼也は


「俺は、嫌な思いなんてしてない。
俺、美輝がいないと、生きていけないから」


「ありがと・・・でも、ごめんね」

「いいって!で、なにがあった?
話して・・・?不安って何が???」


アタシは、正直に話すことを決めた。


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