甘い恋 〔完〕
みんな、泣きながら去って行った。

アタシはその瞬間、

腰が抜けたかのようにその場に座り込んだ。

それに気付いた、真奈美が…駆け寄ってくれて、

「大丈夫?勝手な事してゴメンネ。
 でも、あいつ等許せなかった。ゴメンネ」

「美輝、悪かったな。俺のせいで…

 もう少し、俺を信じて待っていて欲しい。
俺に、美輝を守れる力がついたとき、
俺は、笑顔で美輝を迎えに行きたいって思ってる。
だから、そのときまで、

その時まで、俺の事を

待っていて下さい。

俺は、絶対、美輝を幸せにするから」

そういい、涼也は去って行った。


アタシは凄く嬉しかった。

その言葉が、、その言葉がアタシを救ってくれた。

待ってるから、涼也!!!大好きだ~~~~~~~。

真奈美もありがとうって思いだ・・・

「真奈美、嬉しかった。ありがとう!!!」
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